【漢方薬】小青竜湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
小青竜湯（しょうせいりゅうとう）

【生薬の構成】
半夏・甘草・桂皮・五味子・細辛・芍薬・麻黄・生姜または乾姜

【適応症状】
・気管支炎や気管支喘息・肺炎など咳を伴う疾患
・アレルギー性鼻炎や花粉症・感冒など鼻水やくしゃみなどを伴う疾患

【注意する副作用】
甘草･･･浮腫・血圧上昇
桂皮･･･アレルギー
麻黄･･･胃腸障害・のぼせ・発汗過多・興奮・不眠・動悸・頻尿・排尿障害・血圧上昇

五味子の薬理作用は抗ストレス・鎮痛・鎮咳などです。
細辛の薬理作用は抗ヒスタミン・抗アレルギー・解熱・鎮痛・鎮痙などです。

小青竜湯を選択するヒントは、水のような鼻汁です。
花粉症や鼻水・くしゃみ・水様の痰・鼻閉・喘鳴・咳・流涙・浮腫などの症状が適応です。

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