【漢方薬】当帰四逆加呉茱萸生姜湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

【生薬の構成】
大棗・桂皮・芍薬・当帰・木通・甘草・呉茱萸・細辛・生姜

【適応症状】
・冷え症
・慢性の下腹部痛
・腹部・腰部の外科手術後など

【注意する副作用】
当帰・・・アレルギー
甘草・・・浮腫・血圧上昇

四逆とは四廻のことで、手足末端を意味します。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯を選択するヒントは、①手足の冷感②慢性の下腹部痛③腹部・腰部の外科手術御④女性です。
冷えに伴う下痢・頭痛・頻尿・悪心・月経異常・下腹部痛・腰痛・開腹手術後の腹痛・坐骨神経痛・帯状疱疹後神経痛・冷え症・レイノー病・バージャー病・下肢静脈瘤・しもやけ・月経困難症・骨盤うっ血症候群・骨盤腹膜炎・前立腺炎・前立腺肥大症などを治します。

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