【漢方薬】黄連解毒湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

【生薬の構成】
黄連・黄芩・黄柏・山梔子

【適応症状】
・動悸、不眠、神経症、過換気症候群などの精神疾患
・口内炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患
・脳出血、眼出血、喀血、吐血、鼻出血、下血、血尿、痔出血、子宮出血などの出血疾患
・更年期障害による高血圧、のぼせ、顔面紅潮、気分の不安定など
・アトピー性皮膚炎、酒渣、皮膚掻痒感、湿疹、蕁麻疹、皮膚炎などの皮膚疾患

【注意する副作用】
黄芩・・・息切れ・咳
山梔子・・・腸間膜動脈硬化症

黄連解毒湯は、漢方医学でいうところの熱による独症状を解毒する薬です。
熱とは、①感染症や外傷など、炎症による発熱、②アトピー性皮膚炎・蕁麻疹など、免疫反応による慢性疾患の発熱、③精神的負担・興奮・イライラ・不眠など精神的負担による熱です。

黄連解毒湯を選択するヒントは、熱感を見つけることです。
高血圧症・高血圧の随伴症状・動脈硬化症・脳出血・脳血管障害後遺症・喀血・吐血・鼻血・歯肉出血・下血・血尿・痔出血・子宮出血・性器出血・急または慢性胃炎・口内炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・自律神経失調症・神経症・不眠症・過換気症候群心悸亢進・心臓神経症・皮膚掻痒症・皮膚炎・湿疹・アトピー性皮膚炎・にきび・蕁麻疹・色素沈着症・更年期障害・めまい・二日酔いなどに使います。

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