こんにちは、おりごやの高野です。
【漢方薬名】
桂枝加朮附湯（けいしかじゅつぶとう）
【生薬の構成】
桂皮・芍薬・白朮・蒼朮・大棗・甘草・生姜・附子
【適応症状】
・ウイルスや細菌による風邪をはじめとした感染症で、発熱・悪寒・頭痛が起こる場合
・筋肉の張、コリによる筋肉痛、関節痛、神経痛など
・頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、頸椎症、変形性関節症、関節リュウマチ、帯状疱疹など
【注意する副作用】
甘草･･･浮腫・血圧上昇
桂皮･･･アレルギー
附子･･･動悸・のぼせ・頭痛・悪心・舌のしびれ
桂枝湯に蒼朮・白朮・附子を加えた薬です。
蒼朮・白朮には、利尿・抗炎症などの作用があります。
附子は血流を改善し、浮腫みを取り、痛みをやわらげてくれます。
桂枝加朮附湯を選択するヒントは、筋肉痛・関節痛・神経痛を見つけることです。
筋肉の張、コリによる筋肉痛、関節痛、神経痛などに使われます。症状によって附子を増量します。
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