【漢方薬】麻杏薏甘湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
麻杏薏甘湯（まきょうよくかんとう）

【生薬の構成】
薏苡仁・麻黄・杏仁・甘草

【適応症状】
・関節炎、関節痛、変形性関節炎、関節リウマチなど整形外科疾患
・イボ、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、汗疱状白癬、汗疱など皮膚疾患

【注意する副作用】
麻黄･･･胃腸障害・のぼせ・発汗過多・興奮・不眠・動悸・頻尿・排泄障害・血圧上昇
甘草･･･浮腫・血圧上昇

薏苡仁は、抗腫瘍・抗酸化・抗アレルギーなどの作用があります。漢方医学では、浮腫・関節痛・筋肉痛などに使います。
麻黄と杏仁の組み合わせで、鎮咳作用があります。
麻黄と薏苡仁の組み合わせで、関節痛・筋肉痛に効果があります。

麻杏薏甘湯を選択するヒントは、冷えを見つけることです。
筋肉痛・関節痛・変形性関節炎・関節リウマチ・イボ（疣贅）・脂漏性皮膚炎・進行性指掌角皮症・汗疱状白癬・汗疱（汗の出口の炎症）などに使います。

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