こんにちは、おりごやの高野です。
【漢方薬名】
桃核承気湯（とうかくじょうきとう）
【生薬の構成】
大黄・甘草・芒硝・桂皮・桃仁
【適応症状】
・便秘
・女性ホルモンに関する疾患
【注意する副作用】
大黄･･･腹痛・下痢
甘草･･･浮腫・血圧上昇
芒硝･･･腹痛・下痢
桂皮･･･アレルギー
桃仁は、皮膚温上昇・抗アレルギーなどの作用があり、漢方医学では、駆瘀血・潤腸などの作用があります。
芒硝は硫酸ナトリウムで、腸蠕動亢進などの作用があり、酸化マグネシウムと同じ作用があります。漢方医学では、緩下・清熱などの作用があります。
大黄は、西洋薬のセンナの原材料です。
桃核承気湯を選択するヒントは、腹部左側の便秘と瘀血です。瘀血とは血がうまく働かず、血流が滞って、シミやあざができたり、月経不順になったり、女性ホルモンがうまく働かないことです。
月経不順・月経困難症・月経痛・不正性器出血・月経時や産後の精神不安・腰痛・便秘・高血圧の随伴症状（めまい・頭痛・肩こり）・のぼせ・頭痛・肩こり・鼻出血・不眠・動悸・痔疾患・打撲傷・下肢の冷えなどに使います。
毎日の健康に良いサプリメントの金のオリゴ糖をオススメします。
コメント