【漢方薬】腸癰湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
腸癰湯(ちょうようとう)

【生薬の構成】
薏苡仁・冬瓜子・桃仁・牡丹皮

【適応症状】
・腹痛
・腹腔内膿瘍

【注意する副作用】
なし

薏苡仁はハトムギの種子で、呼吸作用(少量で亢進、多量で麻痺)・肺血管拡張などの作用があります。
冬瓜子はトウガンの種子で、鎮咳・去痰・排膿・利尿などの作用があります。
桃仁はモモの種子で、皮膚温上昇・抗アレルギー・などの作用があります。
牡丹皮は、抗炎症・鎮痛・抗菌・胃分泌抑制などの作用があります。

腸癰湯を選択するヒントは、お腹の化膿です。
腹痛・虫垂炎・月経困難症・子宮内膜症・月経痛などに使います。

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