【漢方薬】柴胡加竜骨牡蛎湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

【生薬の構成】
柴胡・半夏・桂皮・茯苓・黄芩・大棗・人参・牡蛎・竜骨・生姜・大黄

【適応症状】
・高血圧症、脳出血、頭痛、のぼせ、頻脈、動悸など
・胃炎、胃酸過多、嘔気、食欲不振、肝炎、肝機能障害、胆嚢炎、黄疸など
・不眠、神経症、不安神経症、てんかん、肩こりなど
・子供の夜泣き、疳の虫など

【注意する副作用】
黄芩・・・息切れ・咳
竜骨・・・腹痛・下痢
牡蛎・・・腹痛・下痢

竜骨は、大型哺乳類の骨の化石で、炭酸カルシウムなどが含まれています。竜骨は、中枢神経抑制作用などがあります。
牡蛎は、イタボガキ科カキの貝殻で、炭酸カルシウムなどが含まれています。牡蛎は、鎮静・利尿・制酸などの作用があります。

柴胡加竜骨牡蛎湯を選択するヒントは精神的ストレスを見つけることです。
桂枝加竜骨牡蛎湯に比べて体が強く(実証)、神経過敏・興奮・動悸・息切れ・不眠・イライラ・多夢・驚きやすい・のぼせ・落ち着きがない・胸脇部が張って苦しい・筋肉がびくびく引きつる・疲れやすい・食欲不振・悪心・腹部膨満感・胸苦しいなどの症状に使います。

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