【漢方薬】竜胆瀉肝湯の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

【生薬の構成】
地黄・当帰・木蓮・黄芩・車前子・沢瀉・甘草・山梔子・竜胆

【適応症状】
・泌尿器の病気
・生殖器の病気

【注意する副作用】
黄芩・・・息切れ・咳
山梔子・・・腸間膜動脈硬化症
地黄・・・胃腸障害・下痢
当帰・・・胃腸障害・腹痛
甘草・・・浮腫・血圧上昇

森道伯が作った一貫堂医学では、体質を瘀血証体質・臓毒証体質・解毒証体質の三つに分類しています。
①瘀血証体質は通導散証、②臓毒証体質は防風通聖散証、③解毒証体質は柴胡清肝湯証・荊芥連翹湯証・竜胆瀉肝湯証です。
竜胆瀉肝湯は、解毒証体質の壮年期の体質改善に使います。会陰部のの病気を治します。

竜胆瀉肝湯を選択するヒントは、泌尿器・生殖器の病気です。
適応症状は、排尿痛・残尿感・尿の濁り・帯下(おりもの)・陰部掻痒感などです。
急または慢性尿道炎・急または慢性膀胱炎・膀胱神経症・急または慢性前立腺炎・前立腺肥大症・睾丸炎・副睾丸炎・バルトリン線炎・子宮内膜症・トリコモナス膣炎・膣炎・陰部掻痒感・陰部湿疹・陰部潰瘍・ベーチェット病・鼠径部リンパ節炎などに使います。

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