【漢方薬】桂枝茯苓丸加薏苡仁の効能

こんにちは、おりごやの高野です。

【漢方薬名】
桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

【生薬の構成】
薏苡仁・桂皮・芍薬・桃仁・茯苓・牡丹皮

【適応症状】
・女性ホルモンに関する疾患
・冷え症
・皮膚疾患

【注意する副作用】
桂皮・・・アレルギー

桂枝茯苓丸加薏苡仁は、桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えた薬です。
桂枝茯苓丸よりも桂皮・芍薬・桃仁・茯苓・牡丹皮の量が多く含まれています。
薏苡仁の薬理作用は、抗腫瘍・抗酸化・抗アレルギー・抗炎症・利尿・抗糖尿病・抗肥満・高脂血症抑制・筋弛緩・排卵促進・骨粗しょう症抑制などの作用があります。漢方医学では、浮腫・関節痛・筋肉痛などに使います。
薏苡仁は、皮膚疾患の領域ではイボ(ウイルス性疣贅)・肝斑・にきび・化膿症・肌荒れなどに使います。婦人科領域では子宮筋腫・卵巣嚢腫などに使います。

桂枝茯苓丸加薏苡仁を選択するヒントは、女性ホルモンに関連する症状と皮膚症状です。
にきび・しみ・イボ(疣贅)・肝斑・肌荒れ・月経不順・月経困難・月経痛・月経前症候群・更年期障害・不妊症・子宮筋腫・子宮内膜症・子宮付属器炎・性器出血・睾丸炎・肛門疾患・下肢性脈瘤などに使います。

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